アイペロ 弟3話その1について

ここでは、「アイペロ 弟3話その1について」 に関する記事を紹介しています。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


やよいのアテナイ帰還と、新たな戦争の始まり。

 
ペルディッカス:
キャラ付けするためにあんな口調にした。反省はちょっとしている。
父にして先代のアレクサンドロス一世(有名な『大王』は三世)は自国のギリシア化に努め、自らオリュンピア競技祭の徒競争に出場、優勝したりするなど、「ギリシアびいき」とあだ名されるほどでした。
しかし、ペルディッカスの時代になり、アテナイが強大になるにつれて、マケドニア王国はアテナイを警戒せざるを得なくなります。
彼は、そういう時代の王です。

アテナイとの木材取引:
この時代すでに、ギリシア本土南部地域の森林は消滅していました。そのためギリシア各国は、船を建造するために木材を輸入する必要がありました。
主な輸出元はマケドニア・トラキア・シチリア(この時代まだ森があったもよう)、イタリアです。
最も三段櫂船を保有するアテナイとマケドニア王国は、お互いに重要な貿易相手でした。

アンピポリス:
元はトラキア人部族の町でしたが、アテナイの将軍ハグノンにより前437年(本編5年前)に攻略され、アテナイの植民地となりました。
陸上交通の要衝として、また木材供給の玄関口として、アテナイ最重要の植民都市です。
詳細についてはまたいずれ。

船百杯の嘘漬け:
当時の喜劇のセリフの一つ。
漁夫の利を狙い、アテナイ・ペロポネソス両陣営の間を行き来したペルディッカスの行動を表しています。

ヘラクレスのカニ:
ギリシア神話中、最も不幸な怪物。
天球での配置が運よく黄道十二宮に入ったおかげで、星座は有名になりましたね。よかったよかった。

ミュルト:
第2話その2に名前だけ出ています。
やたらとおばさん臭い娘ですが、歳はやよいと同じくらいです。

マグロのステーキ:
エーゲ海、特にプロポンティス海(現トルコのマルマラ海)はマグロの産地でした。
水揚げされたマグロは、ほとんど塩漬けにされたようです。
本当はマグロのテールのにんにくステーキ焼きとかを画像にしたかったんですが、いい絵がなかった……。
(動画を作っていたころにある店で食べて、とてもおいしかったので)

マーザ:
いまだにどういう食べ物かよくわかっていません。
ある本では「火を通さないで水やワインで練っただけ」とあるかと思えば、ある本では「大麦のケーキである」とあります。
しかし、ネットで調べると、お好み焼きに似た画像ばかり出てきます(おそらく現在のマーザ的食べ物の写真と思われる)。
というわけで、結局なんだかよくわかりませんでした。
ただし、三段櫂船乗組員の食べ物として、「ひきわり大麦をワインとオリーブ油で練ったもの」は、「戦史」にも記述があります(3巻49)。船員の船上での食事としては一般的なものだったのかも。火を通さなくていいし。
でも、まずそうだなぁ。

ポテイダイアの貢納金:
碑文資料によれば、以前は年額6タラントンだったものを、15タラントンに値上げされています。

タラントン:
動画中に貨幣単位の説明をすっかり忘れてた。
1タラントン=60ムナ=6000ドラクマ=36000オボロス。
1タラントンでおおよそ三段櫂船1隻の乗組員1か月分の給料に相当します。
メタ兄弟たちの普段の給料を仮に3オボロスとすると、年間何日仕事したかにもよりますが30~40年分です。
貨幣の説明はまた解説動画でやりたいと思います。

ポテイダイアへの対応:
城壁の破壊と人質差し出しは、通常敗戦国への要求です。
普通は離反すらしていない国にするものではありません。
ちなみに、ペリクレスが主導して決定したという記録はありません。

筆頭将軍職:
全権将軍ともいう、将軍職のトップ。
実は、この時代にあったのかよくわかりませんが、かっこいいので採用。

 
スポンサーサイト
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。