アイペロ 第3話その2について

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いおりん初登場。ソクラテスと雪歩の戯れ。
そして冬が終わり、春が来る。

 
 
ニキアス:
アテナイ随一の富豪。生まれは貴族ではありませんが、父からアテナイ所有の銀山採掘事業を受け継ぎ、巨額の富を得ています。
(亡くなった時に、息子の一人は100タラントンの遺産を相続しています)
顔グラは、実はローマの文筆家セネカの胸像を改編して作ったもの。セネカよすまん。しかし、情けなさを醸し出すいい顔グラになったと自画自賛しております。
なによりヘタレだったことがプルタルコスの「対比列伝(英雄伝)」ニキアス伝にしっかり残されてしまったかわいそうな人。しかも対比相手はローマ三頭政治のクラッスス。

お菓子:
ギリシア喜劇や古代ローマ時代の料理本にけっこうたくさんの焼き菓子が登場しています。
当時の甘味は蜂蜜と果物だけですが、なかなかおいしそうです。
ヒュメットスの蜂蜜は現在でもギリシアの名産品の一つ。

生け贄:
当時は基本的にどんな神事にも、まずは生け贄が捧げられました(女神でも関係ありません)。
生け贄の対象は羊や牛、豚、山羊、鶏など、さまざまです。捧げる神や神事の内容によって、頭数や捧げる動物が違った模様。
金に糸目をつけないタイプのニキアスなら、きっと最上のものを数頭用意したんじゃないかと。

将軍のお仕事:
アテナイの最重要官職。任期は1年で、全部で10人が選ばれます。
戦場での指揮はもちろん、外交・財政の監督、それにかかわる条例の先議と民会への提出など、さまざまな仕事がありましたので、馬鹿にできることではありません。
また、アテナイの財政が苦しくなると予算すら満足に与えられず、そのため自腹を切ったり自己調達したりと、本当に苦労の絶えない仕事でした。
さらに、負けても勝っても訴訟されることが極めて多く、ある研究では平均すると毎年10人のうち2人が弾劾裁判にかけられていたことになります。しかも罰は死刑か、軽くても莫大な罰金刑。
これだけみると割に合わない仕事ですが、勝利して帰還すると非常な栄誉を得られることもあり、またアテナイの官職で数少ない再任可能な官職であるため、野心家はこぞって立候補しました。

りっちゃんの知識:
ニキアスは山川の世界史用語集に出てきませんが、古代ギリシアの範囲を勉強した時に、どっかで聞き覚えがあったんでしょう。

捧げもののおすそわけ:
生け贄にされた動物は、神事の参加者にふるまわれる決まりでした。
エウボイア島のリンゴはおまけでしょう。クリトンは割と裕福なので、何かとソクラテスに世話を焼いていたようです。

ジンギスカン:
焼肉好きで羊肉といったらこれしかないでしょう。
肉を焼く料理は、この時代のギリシア的には野性的な料理という感じだったようです。

肉はあまり食べない:
アテナイ人のタンパク源は主に魚でした。肉も加工料理(腸詰)などはあったようですが、メインの食事にはあまりならなかった模様。
ボイオティア人(アテナイの北西にある地方)では肉を食べたようですが、アテナイ人は田舎者とさげすんでいました。

鍋をつつく:
たぶんギリシア人には考えられない蛮行。なのでアテナイ暮らしの長いアンソシアさんにはできませんでした。
でも、ソクラテスなら食べてくれる気がする。
ナイフフォークすらない時代にどうやって焼肉を食べたかは、各自脳内保管してください。

ソクラテスのお友達:
本編時点で、かなり顔が広かったと思われます。
ソクラテスは自然哲学者アルケラオスに師事し、そこの塾頭のようなことをやっていたという説もあります。
その後はアテナイのいろんな人と交わって、「善く生きる」ことの議論を重ねていきます。
劇中では、まだそれほど上げ足とりは展開していない設定。

ギリシアーッ:
プラトンのソクラテスが出てくる著作では、すがすがしいほどに男×男の話ばかりです。
プラトンの趣味に違いない。

ギリシアの冬:
農地では麦の種まきなどが行われているはずですが、海上・軍事活動は基本的にストップしました。
アテナイの緯度は、日本では福島と宮城の県境、ポテイダイアは岩手と青森の県境とほぼ同じです。
地中海性気候のため気候はいくらか穏やかですが、冬の寒さはそれなにりきつそうです。
 
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