アイペロ 第3話その4について

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真、戦闘を経験する。
そういえば、はじめての陸上戦闘ですね。

 
変身しても変わらない:
ごめんね、作者の都合でごめんね。

ぼくのものになってもらう:
史実のアルキビアデスは、自分がいわゆる「受け(性的な意味で)」でも「攻め(性的(ry」でも、相手を手玉に取っていました。

縦隊:
重装歩兵は、基本的に縦の列が1単位になっていたようです。
通常だと一縦隊は8人になります。
アテナイ市民兵ならば、同じ地区出身者で構成されていたはず(たぶん)。

まこちん勝手に参加していいの?:
真に限らずアイドルは、アテナイ市民権を持っています(男に変身している場合)。
どうやって取得したのかって?それはまぁ、天の神様の力とか、そんな感じで……。
実際には、市民権がなくても重装歩兵として徴用されることはあり得ました。
アテナイの在留外国人は場合によっては兵役を科されることがありましたし、傭兵としてアテナイに雇われることもないとは言えません。
非常事態には奴隷すら装備を与えられて重装歩兵になります。
(ローマでもポエニ戦役とかでやってますね)

オリュントスの伏兵:
ペロポネソス戦争の頃は、伏兵を使った作戦がほとんどありません。
(図らずもそうなった、ということはあります)
この作戦も、当たればたぶん逆転可能だったんでしょうが、オリュントスの位置を考えれば警戒するのは当たり前ですし、まぁちょっと甘いですよね。
ちなみに、オリュントスとポテイダイアの距離は12kmほど。平坦で見通しは非常にいいです。

重装歩兵の戦闘スタイル:
いずれ動画でも説明したいと思いますが、とにかく防御重視です。
盾を構えると、上半身から腿のあたりまでが隠れます。脛は脛当てか、盾の下側に革の幕を垂らして防御しました。

左肩で盾の重さを支える:
重装歩兵の盾は、ものにもよりますが8kg~10kgぐらいはあったようです。
これだと左腕で持っているだけでは疲れてしまうので、左肩にかけて重量を分散させていました。
この状態で密集した隊形が、いわゆる「ファランクス」です。

双方の参加兵力について:
(大した内容ではないので読み飛ばし可)
まず、以下の兵力は確定しています。

アテナイ:重装歩兵3000
[内訳:アルケストラトス隊 1000 カリアス隊 2000]

ポテイダイア:重装歩兵1600 軽装歩兵400
[内訳:アリステウス隊 重装歩兵1600 軽装歩兵400]

さて、Wikipediaのポティダイアの戦いの項目(今後の展開のネタばれあり)には上記の兵力しか記載がありませんが、「戦史」を読むと以下の兵力が別にいたことがわかります。
(逆に、上記Wikiで、アテナイ側に騎兵30とあるのは、どの資料からなんだろう?日本語版は英語版Wikipediaのまる写しっぽいですが、そちらにも出典がありません)

アテナイ:同盟軍兵士(人数不明。「戦史」1巻61に記載あり)
(志願兵とありますが、傭兵のようなものだと思っています)

ポテイダイア:ポテイダイア兵(人数不明。「戦史」1巻62に記載あり)
ポテイダイアはその都市の規模から、少なくとも重装歩兵1000の兵力は保有していたと思われます。

不明部分は他に資料がなく、これ以上は推測しかできませんが、私の感覚では
アテナイ  :重装歩兵約4000
ポテイダイア:重装歩兵約2600 軽装歩兵400
(いずれもオリュントス方面の別動隊を含まず)
くらいかなぁ、と。
双方とも兵力はもう少し大きいかもしれません。

右にずれながら前進:
気づく人がいるとは……。すばらしい。
重装歩兵は、比較的無防備な右側を右隣の兵士の盾で防御しようとするため、どうしてもすこしずつ右にずれながら前進することになります。
この辺も別途解説するつもり。

行進時の音楽:
少なくとも、笛による行進曲があったのは確実です。
(壺絵に笛吹きが重装歩兵と一緒に描かれています)
本編で流れているのは、海外のマニアが重装歩兵の再現をした映像をyoutubeで上げたものから。
(元動画のURLがわからなくなってしまった……)
この、だるーい感じのリズムが、かえってリアリティあると思っています。
18世紀~19世紀の戦列歩兵とかもこんな雰囲気みたいだし。

状況がわからない:
ファランクスの中にいたら、戦況なんて全然わからないと思います。
中央にいたとすれば、前にも後ろにも自由に進めません。
最前列は盾と槍で押しくらまんじゅうですから、目の前の敵しか見えないでしょうし。

戦列離脱していいの?:
本当はいけないんですが、側面を守るという名目があるので許してもらえるんじゃないかと。
いわゆる「抜け駆け」をしたわけではないですし。

ソクラテス無双:
体当たりで5人吹き飛ばすとかやりすぎだろ。
でも、レスリングとか強そうなイメージだし、いいかなぁ、と。
少なくとも、すぐれた戦士だったのは間違いないようです。
あと、ソクラテスがアルキビアデスを助けるのは、史実通りの展開です。
(プラトンの「饗宴」に記述あり。本編のシチュエーションはまったく作者の空想ですが)

無鉄砲と勇気の差:
プラトンの著作「ラケス」では、ソクラテスが勇気について語っています。
(実は未読です)

戦闘の経過:
当時の戦闘で、右翼が敵左翼を破っても、中央、左翼が敗北するというのは、よくあるパターンです。

攻城壁:
当時の攻城戦は、包囲を維持することがほとんどでした。
市壁が貧弱ならともかく、石造りのものであれば容易に崩せませんし、力攻めは無謀で、市民である兵士から反感を買う恐れもあるからではないかと。
攻城兵器はありましたが、この時代のギリシアのものはどうも貧弱だったらしく、あまり活躍していません。
そのため、城攻めには長い時間がかかりました。

コメントにあった「アテネ民主政」について:
ネタ本ばらされたー!!
……まぁ、コメントを見て、市場に登録したの私ですけどね。
アテナイの民主政治について知るには、絶好の入門書です。

 
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