古代ギリシアの嗜好品であるワインについて

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動画作成に詰まったので、思いついたことをつらつらと。

嗜好品というと、現代日本ではお茶、タバコ、コーヒー、お酒、あとお菓子なんかがあります。
(麻薬とかも、まぁ嗜好品と言えば嗜好品ですが)

このうち、古代ギリシアに存在したのはお菓子と、お酒、しかもワイン(葡萄酒)のみです。
今回は、ワインについて色々と書いてみます。
 
 
ワインは重要な飲み物で、貯蔵や酒器として使うさまざまな種類の土器が生産されています。また、マーザを作る時に材料として使用し、また朝食のパンはオリーブ油のほか、ワインに浸して食べていたようです。

そのワインも、現代のものとはかなり違う作りだったようです。
ブドウは収穫され、足踏みでつぶされ、絞られた後、陶器の甕で醸造し、香料や樹脂(早い話が松やに)、はちみつなどを入れて色々な味付けをされていました。今私たちが考えるワインよりも、地方や生産者によってさまざまなバリエーションあったと思われます。
品質はキオス産の黒に近い赤ワインが最上とされていましたが、地中海沿岸の地域はブドウの生産に適していますから、各地にご当地ワインがあったはず。もちろん、ワイン生産量の多いポリスは、それを各地に輸出していました。白ワインもあったようですが、赤ワインよりランクは下だったようです。
ビンテージワインは少し後のヘレニズム~共和制ローマ時代にはあったようですが、アイペロの舞台である古典期ギリシアにあったかどうかは分かりません。ガラスのワインボトルもコルクもない時代なので、甕ごと買えない庶民は、たぶん酒屋から小売りにしてもらってたんじゃないか、と思います。
(例によって庶民のワイン事情はよくわかりません)

古代ギリシア(と後のローマ)では、ワインは水で割るのが普通でした。濃くてもワイン1:水1以上で割るのが常識で、割らないワインを飲むのはスキタイ人やトラキア人など、蛮族の所業と考えられていたようです。スパルタ王クレオメネス(有名なレオニダスの叔父で舅)は、ワインを割らずに飲んだため発狂して死んだ、と考えられていました。
まぁ、香料やはちみつの加えられたワインですから、甘かったり香りがきつかったはずなので、もともと割って飲むように作られている、ということなんでしょう。

しかし、それでも酔っ払いは存在しました。プラトンの「饗宴」では、アルキビアデスはどこかで飲んでいて酔っ払ってから乱入していますし、最後にはみんなでガンガン飲んで大騒ぎをした挙句に饗宴の参加者が一人、また一人と酔いつぶれて寝てしまいます。
(ソクラテスだけは最後まで起きていて、しかも翌日いつものように街に出た、ということですから、当時としては相当に酒に強かったんでしょう)

で、なぜこんなに色々書いたかというと、私が酒好きだからです(日本人の常で、好きではあるがたいして飲めません)。
色々調べたのに、動画に生かす余裕がないので、チラ裏に書く感覚で。
「剣客商売」とか大好きなので、お酒をもっと出したいんですけどね。
(あずささん以外のアイドルに飲ませる予定は今のところありませんよ!あってもりっちゃんくらいかなぁ)

酒以外に、お茶もタバコも大好きなんですが、どちらもヨーロッパで一般的になるのは2000年ほど後のことですから、雪歩がソクラテスにお茶を淹れるシーンとかも書けない。ポルミオンとか、タバコが伝わってたらパイプをくわえさせたいところなんですが。

というわけで、その欲求不満が食事の描写にいってしまう、ということで。
食事もちょっとわからないところが多い(特に普段の食事や庶民の食事)ので、適当にアレンジして書いていきたいですね。

 
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