アイペロ 第4話その3について

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神々からの無茶振りの詳細。
現実世界の命運とペロポネソス戦争の結末との関係。
 
 
いわゆる説明回。
 
世界の説明(現実の前5世紀のコピー云々……):
まぁ、要するにパラレルワールドの亜種みたいなもの、ということで。
色々おかしいですが、この辺の設定は適当というか、おまけというか、ギリシアの神が気軽に力を使えて、アイドルたちが行っても現代世界に影響がない、というのを考えると、これくらいしか思いつきませんでした。
私は「世界の時間を巻き戻してもう一度やり直しても、同じ世界が再現されることはない」と思っているので。
ただ、そういう部分だけあまりに理屈っぽい感じで退屈ですな。反省。

ティターン神:
ティターンたちはすべて地母神ガイアと天空神ウラノスの子です。
その末弟クロノスは、ガイアの命によってウラノスの陽物を切り取って、世界の支配権を奪いました。しかし、そのクロノスも、オリュンポス神に世界の支配権を奪われることになります。

ティタノマキアー:
クロノスは、「自分の子に支配権を奪われる」という予言を元に、生まれる自分の子をすべて飲み込んでいました。しかし、最後に生まれたゼウスは飲み込まれずに大きくなり、兄弟たちをクロノスに吐き出させ、世界の覇権をかけて戦います。これが、ティタノマキアーです。
結局、地の底に閉じ込められていたヘカトンケイレス(またはキュクロプス)という強力な巨人の力を借りて、ティターンたちを地の底タルタロスに幽閉し、勝利しました。

ギガントマキアー:
ティタノマキアーの結果に、ガイアは激怒します。というか、この神は、ウラノスの時もティタノマキアーの時も、自分がそそのかしておきながら、その争いの勝者にいちいち激怒するという、なんとも困ったバァさんなので。
ギガンテスはガイアの子供たちで、要するに巨人族です。オリュンポス神は、「人間に力を借りなければ、ギガンテスに勝つことはできない」という神託(といいますが、私には呪いとしか思えません)のため、ギガースを打ち負かすことができませんでしたが、ゼウスが人間の女と交わって生まれたヘラクレスの参戦によって、ついにこの戦いに勝利します。

テュポーン:
おまけでも説明した、ギリシア神話最強の怪物。そしてもちろん、このテュポーンの親も、オリュンポス神に差し向けたのもガイア。ほんといいかげんにしろ。
本来のギリシア神話では、ここでガイアはオリュンポス神の支配を覆すことをあきらめるのですが。

エンケラドス:
女神アテナは、こいつにシチリア島を投げつけて、その下敷きにして封印するという、えらく豪快な方法でこの巨人に勝利しました。

エトナ山に封印されたテュポーン:
今もこの山が噴火するのは、テュポーンが地下で暴れているからだそうな。

ヒュドラ:
有名なヘラクレスの「十二の試練」で退治された、9つの首(100との説も)を持つ、あまりにも有名な怪物。最後の一本の首は不死なので、ヘラクレスは大岩の下敷きにして退治しました。
でも、不死ならば、岩をどかせば復活するんじゃね?ということで、ここに入れてあります。

アテナイの滅亡:
史実のアテナイは、ペロポネソス戦争後も存続していますから、「存続できる状態にないこと」が、アイドル側の敗北条件と言い換えてもいいんじゃないかと。まぁ適当ですが。

今とは違う人類の滅亡:
旧約聖書の大洪水以外にも、世界各地に「以前栄えた人類が神の手で滅ぼされた」という神話伝承が存在します。ギリシア神話でも、ヘシオドスによれば、今の人類は第五番目の人類ということになります。

いろんなルールがあるけど:
アイペロはあくまで歴史メインなので、あんまりファンタジーをやってもらっては困る、というところですな、ぶっちゃけると。

アテナイのアクロポリスのオリーブ:
古代のアクロポリスには、アテナが植えたオリーブの木が残っていたと言いますが、いつの間にかに失われました。現在、アクロポリスには、それに代わってオリーブの木が植えられていますが、まだまだ若い木で威厳がないので差し替え。
ちなみにオリーブは長生きの木で、樹齢3000年以上といわれるオリーブの木がクレタ島に現存します。

冥界の流れステュクス:
この世とあの世の境界となる、ギリシア版三途の川。しかしこの川には非常に強い権限が与えられており、オリュンポス神ですらこの川の水への誓いを破ると罰をこうむらねばなりません。「イーリアス」によれば、アキレウスが子供のころ浴びて無敵になったのも、この川の水だそうな。

神はただ在るもの:
多神教の神は、大体人間に好意的なのですが、時にぞっとするほど残酷で、矛盾に満ちています。たとえばアポロンは、ある親孝行の兄弟に「一番いい贈り物」として「安らかな死」を与えまたりしています(まぁ、見方によってはいい贈り物ですが)。

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この記事へのコメント
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2010/11/26(金) 22:08 | | #[ 編集]
いらっしゃいませ。
ご覧いただき、ありがとうございます。

実は、今後の展開は基本史実準拠の予定だったり。
(ところどころ改変はあると思いますが)
第4話終了後のおまけあたりで今後の方針を公表しようと思っています。いまさらですけど。

史実を超えてしまうと、自分の手に負えない、というのもありますが、なにより、私は「戦史」にあるいくつかのエピソードを、アイドルたちに体験してほしいという、ある意味アステロペテスと同じ思いでいるからです。

ただ、コメント戴いた内容のようなことは、「アイドルたち発案の知恵」としてお話に入れてみるつもりだったり。
実際にその方法を取る、というお話の展開になるかはわかりませんが。

というわけで、細々と続けていきますので、今後ともご笑覧くださいませ。
2010/11/27(土) 07:28 | URL | メタ兄弟P #-[ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2010/12/18(土) 00:39 | | #[ 編集]
ばたばたしてお返事が遅くなって申し訳ない。

私の動画を見て「戦史」を……。うれし泣きに泣きますよわたしゃ。元々それが目的の一つで始めたんですから。
最近はちょっと違うほうに行っちゃいかけているように思われるかも知れませんが、もうお膳立ては終わりましたので。

ぜひとも、何も言わずにシケリア遠征とその顛末をお読みください。「戦史」は文学作品ではありませんが、明らかに百凡の文学書や芸術に勝る描写がそこにあります。
ただ、私がそこまで(動画の長さ的に)たどりつけるかというと、なかなかきついものがありますが……。
2010/12/20(月) 21:54 | URL | メタ兄弟P #-[ 編集]
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