西洋古典学辞典

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西洋古典学事典西洋古典学事典
(2010/06)
松原 國師

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日本語での古代ギリシア・ローマに関する事典の決定版と言っていい内容。
これを個人でまとめた著者の努力はまったく賞賛に値します。

ギリシア・ローマの神話から古代ローマに到るまでの、人名・地名・用語を網羅し、しかもそれぞれの日本語・ギリシア語・ラテン語・英語を始めとする各国語の記載もあり。

各記事は基本的に古典資料の記述を元に、近年の研究内容も一部反映して、さらに膨大な出典元が逐一添えられ、容易に原典に当たることが可能。

そして、巻末の付録はギリシア神話・古代ギリシア・ローマ・古代中東諸国・哲学諸派の系図あり。

古代ギリシア・ローマについて概説書以上に個々の内容を掘り下げたいという人には、まったくありがたい著作です。

欠点もあります。
でかくて高い。
くそ狭い私の部屋では、本棚には当然入りきらず、畳の上に置きっぱなしです。
1674ページあるため、厚さは8cmもあります。
そして、一冊で三万円近くするという価格。
まぁ、この内容のボリュームならやむをえません。
この時代についてより深く知りたい、関連の古典資料を当たっていきたいという人には、決して高い買い物じゃないと断言できます。

まあ、いくつか誤認とか誤字を見つけましたが、致命的なレベルではないし、この本内の項目でクロスチェックすればすぐわかります。
そんなもの気にならなくなるほど充実した一冊です。


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